東京電力福島第1原発事故での除染作業に多くの手抜きがあったことが判明していますが、福島県で国直轄除染作業している作業員が、過酷な労働環境で作業していることが明らかになりました。
宿泊場所ありの食事つきの仕事だということで引き受けてみたら、会社側が用意した昼食は具のないおにぎりと漬物だけ、しかも寝る場所は1人当たり2畳で寝起きしなければいけないといった、力仕事なのに信じられないほど劣悪な待遇に、作業員が作業中に倒れ死亡するといったことも起きているそうです。
また、もらえる日当も、日当とは別に危険手当1万円が支払われますから1万弱ぐらいはありますが、危険手当を差し引くと会社側が作業員に支払っているのは県内の最低賃金にまったくとどかない金額しか支払っていないケースも少なくないというのです。
除染作業の作業員たちが手抜き作業をしている要因の一つに、こうした元請けのゼネコンだけがもうかる仕組みになっていることも影響しているでしょう。